2014年9月4日木曜日

のびのび子育て10月号

のびのび子育て10月号歳時記便りの絵と文を担当しました。
稲作農耕中心の国において、10月は米の収穫という、
一年で最も大切な月となります。
一年の収穫を神様感謝する月という意味で、
神の月=神無月
この月、全国の八百万の神様たちは、出雲の国へ出かけて、
地元を留守にされます。
ただし、恵比寿大黒荒神田の神様(亥の子)など、
家屋にまつわる神様は、地元に残られるとされます。
誰もいなくなる訳じゃないのですね。
一説には、恵比寿は足が不自由で出雲に行けなかったとか、
耳が遠くて、皆の声掛けが聞こえず置いてけぼりになったとか。
そんな恵比寿さんを気の毒に思った人々が
恵比寿さんの為に開いた祭りが、恵比寿講だとも言われています。
いつも一緒にいる大黒さんと恵比寿さん。
鯛と恵比寿、米俵と大黒はおなじみの取り合わせですが、
二人の見分け方は、ズバリ、かぶりものです。
恵比寿さんは、折烏帽子
大黒さんは頭巾を冠っています。
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